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「3D walker」は森林３D地図作成システムです。これまで、街なかの３D地図はありましたが、森林専用の３D地図はありませんでした。森林ではGPSが上手く働かず、正確なデータ受信ができないためです。「3D walker」は16のレーザセンサーで、スキャン点数は30万点/秒。最大到達距離は100m、測距精度は約3cm、GPSが受信しにくい森林での利用に最適です。把握した森林情報を元に、森林の将来を管理し、木材生産を効率化できます。生産した木材の流通はトレーサビリティを担保したSCMで流通生産性を上げ、住宅産業やバイオマス発電所に届けます。

一本一本の木の太さ、枝の伸び方、木の状態、木の種類までデータ収集が可能。木と木との間隔も数値化されるので、倒れそうな木があった場合、その木を切るときの向き、切ったあとのほかの木への影響などのイメージが切る前に分かります。計測データは単木分析ソフト「Digital　Forest」に入れるだけで、詳細単木情報が完成。取得データを地上レーザや航空レーザなどの点群と合成して3D地図を作成できます。当社は林業や木材産業のさらなる活性化のために、さまざまなプロジェクトに取り組んでいきます。