鳥取空港、庄内空港、八丈島空港で運用中
- ・「世界発信コンペティション」ベンチャー技術大賞
(2018年度)
空港上空の乱気流をリモートセンシング、安全な離着陸を支援します。
空港上空100mまでの乱気流を地上からのリモートセンシングで監視。航空機の離着陸の安全性と空港の運航効率の向上を支援する低層風情報提供システムです。
空港上空の低層風情報提供システム「SOLWIN(ソルウィン)」は、空港上空の上下流を含む乱気流を地上からのリモートセンシングで監視できます。従来の地上10mの気象鉄塔での観測から、鉄塔なしで地上100mの高さの観測を可能にしました。地形の複雑な山間部および島嶼部の空港に有効です。航空機の安全で快適な離着陸を支援、効率的な着陸の判断ができ、就航率の向上が期待できます。
既存インフラ(インターネット、航空無線)を使えば追加設備なしに簡単に情報の利用ができるので、エアラインの地上運航関係者(ディスパッチャー)、操縦席のパイロットに空港上空のウィンドシア(気流乱れ)の低層風情報を提供し運航を支援します。また、ヘリポートやドローン基地上空の気流監視にもでき、地上の超音波風向風速計は道路、鉄道分野でも強風の監視を行っています。
鳥取空港、庄内空港、八丈島空港で運用中