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通常、個々の機器の電力量を調べるには工事などを行い、電源ラインにセンサを挟み込む必要があるため、発火や断線、機器への影響などリスクがあります。しかし「C3-less電力センサ」はクランプ型のカレントトランス、電力センサ、無線モジュールからなる子機と、その情報を受信してデータ処理を行う親機で構成されるシンプルなもの。設置方法は任意の電線をカレントトランスで囲むだけ。機器には一切干渉せず、故障しても機器への影響はありません。親機への送信電力は、カレントトランスの磁束から出る微小電力を利用するので、無給電で動作が可能です。

当社はプラスチック製品の企画開発から試作、設計、製造までを行う会社です。独自性を高め差別化を図るために、東京工業高等専門学校の水戸研究室と共同で開発したのが「電力量測定IoTデバイス」です。ほかに振動センサや温度センサ、二酸化炭素センサなども共同開発しています。これからも小回りの効く町工場の良さと東京高専との産学連携を軸に、オリジナル商品を開発していきます。