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自転・超音波ナノ分散機PR-1「分散ナノ太郎」は、凝集の強いCNTなどのナノ材料を均一に、安全かつ再現性よく分散したいというニーズにお応えします。ホモジナイザーや超音波バスによる分散では、局所的な高温による材料変質、チップ先端の浸食摩耗によるコンタミリスク、試料の破砕、試料の分散のムラが課題でした。PR-1は温度管理機能が超音波バスの温度上昇を抑え、材料への発熱の影響を最小限にしつつ密閉容器内で処理するため、コンタミリスクを無くし、容器内の試料繊維を破断せずに処理できます。試験管型バイアル瓶中で最大液量5ml、SUS容器（オプション）で最大容量150mlの処理が可能です。

PR-1「分散ナノ太郎」は2つの超音波発生源、被処理材料を収納する収容容器、収容容器を回転させる回転機構、超音波を照射する超音波バスから構成されます。超音波バスの底面と側面の2方向から超音波が照射されると同時に、容器が高速で回転する仕組みです。また収容容器が45度傾いた状態で回転することにより、処理材料の中に対流が生じ、超音波が材料全体に照射されます。