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「光散乱式ダスト濃度計DDM-2001、 DDM-TMA1（タマイチ）」は煤塵を排出するボイラ、燃焼設備⽤のばいじん連続測定器です。煙道または煙突に直接取り付けるノンサンプリング式なので、吸引配管やポンプがなくコンパクトに設置でき、排ガスの流速に影響されず、ばいじん濃度の瞬時変化を捕らえることができます。⽩濁排ガス⽤ダスト濃度計DDM-TMA1は光散乱測定部の上流側に瞬間気化装置を設けることで、排ガス中のミストを瞬時に気化させて透明にし、ダスト粒⼦からの散乱光だけを測定することが可能になりました。低濃度でのダスト濃度測定が可能で、⼿分析との相関係数が⾼い測定⽅式です。

今後、大気汚染防止法でダスト濃度計のデータを使用できるよう、改正の動きがあります。全国の固定発生源はおよそ21万基、そのうちボイラは13.6万基。大気汚染防止法により煤塵濃度の届け出が必要な工場はおよそ8.6万事業所。ダスト濃度計の標準規格を基にした認証システムができ、ダスト濃度計の普及が進めば、社会全体の環境負荷がよりいっそう低減することにつながります。