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「溶量産型ナノファイバー溶融紡糸装置」は高分子樹脂を溶融して微細ノイズにより高圧で噴出し長繊維を量産する装置です。ポリマーの材質により500～900ナノの繊維を製造します。原料は代表的なポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンの他、生分解性のポリ乳酸（ＰＬＡ）やその他の複合原料までナノファイバーにできます。形状は用途に合わせ綿状やシート状などにできます。装置は幅0.5 m×長さ1.8 m×高さ1.5mと小型で、ナノファイバー紡糸を1時間4～8㎏も大量生産できます。
2017年国内特許、2018年台湾特許取得済。アメリカ・中国に特許申請中。

新素材「ナノファイバー」は、油の吸着力が著しく高く、水は吸わず油だけを回収できるため、沿岸に流出した油や工場施設などで油の回収に有効活用できます。またエアフィルターやウオーターフィルター、除染膜、ウイルス吸着膜としても優れた機能を発揮します。また、羽毛よりも保温効果に優れていて軽量で安価なため、高性能アパレル素材としても有望です。従来の素材に比べてはるかに高性能なため、幅広い分野での活用が期待されています。メーカー独自の複合素材等を応用し、さらに新しい素材を開発することも可能です。