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簡単に森林資源を見える化できる、森林3次元計測システム

森林3次元計測システムOWL(アウル)は赤外線レーザーで森林の空間情報を3次元データとして取得、専用のソフトウェアで自動的に解析・変換・集計することができます。森林内部の詳細な情報を高精度にデータ化、間伐等の施業管理、林業経営管理、台風等災害の状況管理に利用できます。

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2次元マップで立木の詳細、3次元マップで森林全体を俯瞰。軽量なので機動的な調査が可能。

「森林3次元計測システムOWL(アウル)」は、立木の位置関係に着目した独自のスキャンマッチング(重ね合わせ)技術により、マーカ不要の計測を実現。急傾斜の森林でも計測を効率的に行えるように、一脚(水平出し不要)で軽量です。1地点の計測はわずか45秒、3次元点群マップのウォークスルー機能により、様々な角度から立木の状態、地形、下層植生等の林地状況を確認することができます。2次元位置図では、立木の込み具合・位置関係が一見で分かり、図上で任意の間伐シミュレーションもできます。計測地点情報や立木情報(位置、胸高 (地上高1.2m) 直径、樹高、曲がり、バイオマス量等)は全てcsv出力可能であり、他の管理システムやGISとの連携が可能です。

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林野庁、地方自治体、森林組合が森林資源調査で活用

国有林や森林組合による森林資源調査で活用されています。森林所有者に替わっての計測やプロット調査、毎木調査でデータ化、施業(間伐等)計画や経営計画に活かしています。森林はCO2固定・吸収の意味でも重要な資源であり、OWLで算出するバイオマス量からCO2固定量、成長量に応じたCO2吸収量も算出できます。その他、砂防ダム建設前の地形の縦断面や横断面図の作成や、上空リモートセンシング(人工衛星、航空機、ドローン)の地上検証用データの計測、自然災害で倒れてしまった立木の保全のための3次元データ取得、サービスエリア・公園等の樹木計測などさまざまな用途で利用されています。

実績・導入事例 実績・導入事例

導入実績

65自治体で80台(2021年2月現在)

主要取引先

林野庁森林管理局 / 地方自治体 / 森林組合連合会・森林組合 / 測量会社 / 製材・製紙会社 / (国研)森林総合研究所 / 東京大学 / 京都大学 / 筑波大学 / 早稲田大学 / 都立大学 等

受賞歴・メディア
  • 2016年東京都世界発信コンペティション
    ベンチャー技術特別賞
  • 2017年4月『第29回中小企業優秀新技術新製品賞』優秀賞
  • 2020年7月東京テレビ「チェンジ・ザ・ワールド―SDGsファイル 世界を変える志―「森を守る装置」」に出演。
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(株)アドイン研究所

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